ビジネス知識

自分で商標登録をしたい!簡単な5つの流れと注意点を徹底解説!

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「自分で商標登録をするにはどうすればいい?」
「注意すべき点や費用が知りたい」

このような疑問をお持ちの方は多いでしょう。

自分で商標登録を行う場合は、多くの労力と長い時間がかかります。

手間を少しでも減らすためにも、商標登録の流れや方法は事前に把握しておかなければいけません。

本記事では、自分で商標登録を行う際の5つの工程を詳しく紹介し、注意点や費用を解説します。

自分で商標登録を行う方は、ぜひ参考にしてください。

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プライバシーを守りながら商標登録・今後の経営を進めたい方は、ぜひ利用してみてください。

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商標登録は個人でできるのか?

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商標登録は、弁理士や弁護士に依頼せずとも自社・個人で実施できます

しかし、商標調査の方法や申請の流れを理解していないと、登録までに1年近くかかることも珍しくありません。

自社・個人で商標登録を個人で行う場合は、事前に商標登録への知識を深めておきましょう。

自分で商標登録を行う5つの流れ

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商標登録をスムーズに進めるためには、商標登録の流れや方法を知ることが大切です。

本記事では、自分で商標登録を行う際の5つの流れを紹介します。

それぞれで、詳しい方法も記載しているので、ぜひ参考にしてください。

1.商標調査

自分で商標登録を行う場合、最初に商標調査を行います。

商標調査とは、「類似した図形や文字、称呼がすでに登録されていないか」「ありふれたデザイン・名称でないか」を調べることです。

独立行政法人 工業所有兼情報・研修館「特許情報プラットフォーム(J-Platpat)」などの、検索サービスを用いると調べられます。

類似した商標がすでに登録されていると、審査には通らず商標登録できません

しかし、区分が異なれば商標登録できます。

商標登録は、商標を使用する商品・サービスの種類とセットで登録するためです。

区分は45類まであります。特許庁の「商品及び役務の区分解説」から確認し、登録できるかを正確に調査しましょう。

2.登録申請の準備

商標調査の後は、出願書類を作成する登録申請の準備を行います。

出願方法は、紙とオンラインの2通りです。

紙で出願する場合は、書類を独立行政法人 工業所有兼情報・研修館「知的財産相談・支援ポータルサイト」からダウンロードします。

商標登録を行う区分と、商標を登録したい文字・図・写真を記入しましょう。

オンラインで出願する場合は、特許庁の「電子出願ソフトサポートサイト」からインターネット出願ソフトをインストールします。

オンライン出願はそれに加えて、法人では「電子証明書」が、個人では「マイナンバーカード・ICカードリーダの設定」が必要です。

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3.登録申請の提出

登録申請の準備ができたら、登録申請の提出を行います。

出願にかかる費用は、「3,400円+8,600円*区分数」です。

提出方法や支払い方法は、紙出願とオンライン出願で異なります。以下で詳しく解説します。

また、登録申請の際には、記載方法や金額にミスがないように注意してください。

申請に不備があった場合は、1ヵ月後に「手続き補正指令所」が特許庁から届きます

原則30日以内に修正し再出願すれば受理されますが、時間を大きくロスしてしまうため、ミスがないかの確認は大切です。

書類出願

紙の出願書類の提出方法は、特許庁の受付窓口へ持参するか、郵送します。

出願費用の支払い方法は、特許印紙のみです。

特許印紙を全国の集配郵便局や特許庁1階で購入し、用紙に貼り付けて提出してください。

また、書類出願では書類を電子化するために電子化手数料(2,400円+800円*書類のページ数)がかかります。

こちらは、書類提出から2週間ほどで、登録情報処理機関(一般財団法人工業所有権電子情報化センター)から振込用紙が送付されてきます。

案内の受領から14日以内に、ゆうちょ銀行や金融機関へ振り込んでください。

オンライン出願

オンライン出願の提出方法は、インターネット出願ソフトから行います。

書類ファイル(HTML形式)をソフトに取り込めば、そのまま特許庁へ送信できます。

電子出願では特許印紙が利用できません。支払い方法は、以下の5つです。

  • クレジットカード
  • 口座振替
  • Pay-easy(ペイジー)
  • 予納(銀行振込・電子現金)
  • 現金納付

それぞれで必要な手続きが異なるため、特許庁の電子出願サポート「手数料の納付方法」を参考にしてください。

また、オンライン出願は提出時に、書類に不備があればエラーや警告で示してくれます。

再提出の手間が防げるため、初めての方はオンライン出願がおすすめです。

4.登録審査

登録申請を行うと、特許庁による登録審査が行われます。

審査は出願から5~8ヵ月後に行われ、合格すると「登録査定通知」が届きます

「同じ区分に類似した商標がないか」「ありふれたデザイン・名称ではないか」を、商標調査の段階で確認しておけば、問題なく通るでしょう。

審査に不合格だった場合は、登録査定通知ではなく「拒絶理由通知」が届きます

その際は、拒絶理由に対して反論するか、申請内容を変えなければ商標が取得できません。

通知に記載された審査官に連絡すると、不合格の理由が直接聞けます。

参考にして、反論や申請内容の変更を行うか、商標の登録を見送る判断をくだしましょう。

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5.登録料納付

審査に合格しても、商標登録が完了したわけではありません。商標登録には、登録料納付が必要です。

登録査定を受け取ってから30日以内に、特許庁へ「32,900円*区分数」を納めてください

支払い方法は、出願時と同様です。

書類出願の場合は特許印紙を貼り付けて提出し、インターネット出願の場合はクレジットカードや口座振り込みを行います。

納付後、2~4週間で「商標登録証」が届き、その時点から商標を示す「®️マーク」が使えます。

また、登録料の支払いでは分納も可能です。その場合は、前期・後期ともに「17,200円*区分数」です。

権利が10年間もいらない場合は分納を選択し、前期のみ納付する形にすると、費用を抑えられます。

自分で商標登録を行う際に注意するべき3つのポイント

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本章では、自分で商標登録を行う際に注意すべき3つのポイントを紹介します。

商標登録を進める前に、ぜひ把握しておいてください。

スムーズで確実な申請をしたい場合は専門家に任せる

スムーズで確実な申請をしたい場合は、専門家に任せることが商標登録のポイントです。

出願書類や調査に不備があると、登録までの期間が伸びてしまいます

時間のロスであり、不備の度に書類を記載する手間もかかります

特に、個人で事業を営んでいる方は、本業に大きな支障が出てしまうでしょう。

スムーズで確実な申請をしたい方は、専門家に任せるのがおすすめです。

早期に商標登録を受けたい場合は商標早期審査制度を利用する

自分で商標登録を行う際に注意すべきポイントとして、商標早期審査制度の利用も挙げられます。

商標登録をしていないロゴが第三者に使われてしまった場合は、いち早く商標登録を済ませなければいけません。

商標早期審査制度を活用すると、審査までの期間を2~4ヵ月に縮められます

ホームページなどで使用しているロゴやマークは、早期審査制度を用いて登録しましょう。

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審査で登録できないと判断されてしまうリスクがある

自分で商標登録を行う場合、審査で登録できないリスクがあります。

商標調査がしっかり行えていないことが、主な原因です。

商標の調査は、商標に関する専門的な知識がなければ、正確には行えません。

不合格になると、登録までにかかる時間がさらに延びてしまいます。今後のプランに狂いが生じることもあるでしょう。

登録可能性を事前に把握しておきたい方は、専門家への相談がおすすめです。

自分で商標登録をする際のメリットとデメリット

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自分で商標登録を行う場合は、商標への深い知識が必要です。

本章では、自分で商標登録を進めるメリットとデメリットを紹介します。

自分で商標登録をする際のメリットとデメリット
  1. 自分で商標登録する際のメリット
  2. 自分で商標登録する際のデメリット

それぞれを見比べて、自分だけで行うかの最終判断に役立ててください。

自分で商標登録する際のメリット

自分で商標登録をするメリットは、費用が安く抑えられる点です。

商標登録を個人で行った場合にかかる費用は、1区分あたり調査~登録までで、おおよそ5万円です。

しかし、専門家に依頼した場合は、追加費用が11万円ほどかかります。

さらに、申請する区分が増えると、1区分あたり3万円ほどが増額されます。

専門家への依頼料を支払わずに済むのは、個人起業家や限られた予算でビジネスを展開したい方には、大きなメリットです。

自分で商標登録する際のデメリット

自分で商標登録をするデメリットは、労力と時間が必要な点です。

商標登録には、調査や書類の作成・提出だけでなく、特許印紙の購入・電子化手数料の振り込みなどの作業があります。

すべて自分で行うと、かなりの時間と労力がかかるでしょう。

また、専門的な知識がないため調査がうまくいかず、審査に通らないリスクもあります

その際には意見書の作成など、さらなる労力と時間が必要です。

商標登録をする際にかかる費用

商標登録 自分で 費用

本章では、商標登録にかかる費用の、具体的な金額を紹介します。

商標登録をする際にかかる費用
  1. 自分で行う際の費用
  2. 専門家に外注した場合の費用

節約できる費用と見比べて、自分で行うかどうかを選んでください。

自分で行う際の費用

自分で商標登録を行う際の具体的な費用は、以下の通りです。

区分数出願費用登録費用(10年)登録費用(5年)合計(10年の場合)
1区分12,000円32,900円17,200円44,900円
2区分20,600円65,800円34,400円86,400円
3区分29,200円98,700円51,600円127,900円
4区分37,800円131,600円68,800円169,400円
5区分46,400円164,500円86,000円210,900円

書類で出願した場合は、電子化手数料(2,400円+800円*書類のページ数)もかかります。

また、商標調査に有料サービスを使用した場合も、追加費用が発生します。

専門家に外注した場合の費用

以下は、専門家に外注した場合の、調査~登録までにかかる具体的な費用の一例です。

区分数出願手数料登録時手数料依頼料合計商標登録費用合計
1区分77,000円一律55,000円132,000円176,900円
2区分110,000円165,000円251,400円
3区分143,000円198,000円325,900円
4区分176,000円231,000円400,400円
5区分209,000円264,000円474,900円

他にも、審査に不合格になり意見書や手続補正書を提出する際には、中間応答手数料が必要です。

場合によっては、追加で10万円ほどかかります。

また、サービスに商標調査が含まれていないケースもあります。

調査も引き受けてくれるのか、別途料金がかかるのかは、ホームページで確認しておきましょう。

自分で商標登録をする際は流れをしっかり把握しよう

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本記事では、商標登録を自分で行う際の流れや、費用を解説しました。

商標登録には専門的な知識や、時間・労力が求められます。

登録までには1年近くかかるため、早く申請を行うことも大切です。

しかし、実際に商標登録を始める前に、「商標調査」「出願」「登録」の流れをしっかり把握しておきましょう

また、商標登録を行う際は、公報に氏名と住所が記載されます。

バーチャルオフィス「NAWABARI」では、公報に記載できる東京都の住所を、1,100円から利用できます。

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  1. 費用は月額1,100円から利用可能
  2. 多くの企業がNAWABARIを選んでいる実績がある
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