TSUTAYAが提供しているコワーキングスペース「シェアラウンジ」。
シェアラウンジは近年、急速に店舗を増やしているため、気になる人も多いことでしょう。
今回はシェアラウンジの法人登記の可否を中心に、設備やアメニティについて詳しく解説していきます。
また、法人登記が可能なバーチャルオフィスについてもご紹介していきますので、法人登記を検討している人はぜひ参考にしてください。
バーチャルオフィスお探しの方必見!
TSUTAYAのシェアラウンジとは?
TSUTAYAのシェアラウンジは、
充実した設備と様々なアメニティが用意されたコワーキングスペース
です。
「シェアオフィス」のような機能性とホテルの「ラウンジ」のような高級感を売りにしていることから、シェアラウンジと名付けられました。
2022年末時点で、全国各地に18の店舗と6の提携店があります。
シェアラウンジは起業したばかりの事業主の作業スペースやリモートワークの場所としての利用以外に、空いた時間のちょっとした一服やカフェやバーとしての利用もされています。
シェアラウンジの料金は利用形態によって異なります。
利用形態はドロップイン・プレミアムメンバー・法人利用の3種類です。
渋谷店でのドロップイン価格は次の通りです。
30分利用 | ソフトドリンクプラン:990円、アルコールプラン:1,320円 |
30分延長 | ソフトドリンクプラン:770円、アルコールプラン:990円 |
1dayプラン | 5,500円(ソフトドリンクプランのみ、お得な回数券もあります) |
プレミアムメンバーは3種類あります。
- 特定の1店舗のみ利用する「個店フルタイムプラン」
- 一部店舗を除いた全国のシェアラウンジと提携店舗が利用できる「全店フルタイムプランスタンダード」
- 全てのシェアラウンジと提携店舗が利用できる「全店フルタイムプランデラックス」
です。
料金はそれぞれ次の通りです。
個店フルタイムプラン | 月額33,000円(渋谷店の価格、店舗によって異なります) |
全店フルタイムプランスタンダード | 月額36,300円 |
全店フルタイムプランデラックス | 月額58,300円 |
法人利用は、1法人3名から全国のシェアラウンジを利用できます。
利用する従業員の数だけIDを登録して、「月額使い放題プラン」と「従量課金プラン」のどちらかを選択します。
料金はそれぞれ次の通りです。
初期費用 | 11,000円 |
ID登録料 | 1人につき1,100円 |
月額使い放題プラン | 月額22,000円×人数 |
従量課金プラン | 1,100円(60分)×利用時間 |
シェアラウンジで利用できる設備・アメニティー
シェアラウンジでは、集中して仕事ができる1人席から取引先との打ち合わせや友人との雑談に仕える2人席、多人数でくつろげる3・4人席があります。
2人席は対面席と横並び席が、3・4人席は快適なソファー席やL字席が用意されています。
さらに「マガジンライブラリー」では、100以上の雑誌のバックナンバーが閲覧可能です。
加えて、フリードリンク・フリーナッツもシェアラウンジの魅力です。
ドリンクは珈琲・紅茶・ジュース・スープ、フード類は様々な種類のナッツとチョコなどのスナック菓子が提供されています。
アメニティーは高速Wi-Fiが完備され、電源・充電器・モニターとリモートワークで必要な機材が揃っています。
荷物を入れるロッカーや打ち合わせで使えるホワイトボードも便利です。
また、有料オプションとしてコピーやスキャンができるプリンタ複合機も用意されています。
シェアラウンジ プレミアムメンバーになれば法人登記できる?
2022年末時点で、シェアラウンジはいかなる会員資格でも法人登記をすることはできません。
自宅以外の住所で法人登記するならバーチャルオフィス!
シェアラウンジでは法人登記はできませんが、バーチャルオフィスなら可能です。
ここでは、そんなバーチャルオフィスについて解説していきます。
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィスは、
文字通り「仮想(バーチャル)」の「事務所(オフィス)」
を意味します。
バーチャルオフィスの主なサービスは住所のレンタルです。
仕事をする作業スペースは別に借りるか、オプションで借ります。
インターネットショップの開設や法人登記には住所が必要です。
通常、住所は実際にオフィスを借りるか、自宅の住所を使用するかになります。
しかし、オフィスを借りるためにはそれなりの費用がかかります。
また、自宅の住所はセキュリティ面と取引先から信用されにくいという点で不安が残るでしょう。
バーチャルオフィスを利用することで、そうした問題を解決できます。
バーチャルオフィスを利用するメリット
バーチャルオフィスでは月額3,000円前後で住所がレンタルできるため、初期費用を抑えたい起業者に最適と言えます。
申し込みから利用まで時間がかからないのもメリットです。
さらに、レンタルする住所が都会から地方近郊までバリエーションに富んでいるのも特徴です。
バーチャルオフィスを選ぶ際の注意点
バーチャルオフィスを利用する際には、サービス内容をよく確認しましょう。
法人登記の利用を認めていなかったり、有料オプションになっているバーチャルオフィスも存在します。
また、郵便物の受け取りや電話の転送、会議室の貸し出しなど様々なサービスがあります。
サービスが充実していればそれだけ費用もかさみますので、自身に合ったサービスを選びましょう。
バーチャルオフィスは全国どこでも契約可能!
バーチャルオフィスで住所をレンタルする際には、自宅の住所がどこであろうと関係ありません。
つまり、地方在住でも都内の一等地の住所をレンタルして事業展開が可能です。
また、逆に都内に住みながら地方の住所をレンタルして、地域に密着した事業を興すこともできます。
起業におすすめなバーチャルオフィス3選!
ここでは、これから起業しようとする人にとって最適なバーチャルオフィスを3つご紹介していきます。
NAWABARI
NAWABARIは月額1,100円~という業界最安値でありながら、住所のレンタル、電話要件の転送、郵便物の受け取り・転送とサービスが充実しています。
それゆえインフルエンサーの利用が多いことに加え、EC業界関係者が選ぶバーチャルオフィスサービス第1位に選出されています。
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ナレッジソサエティ
ナレッジソサエティでは月額4,950円~バーチャルオフィスの利用ができます。
また、作業スペースを借りたい人はシェアオフィスプラン、士業を営む人はレンタルオフィスプランと、ワーキングスタイルによって柔軟な利用方法が可能です。
リージャス
日本全国に170の拠点を持つリージャス。
そんなリージャスのバーチャルオフィスは各地のビジネスラウンジが利用できる他、オプションで電話代行サービスも用意されています。
まとめ
TSUTAYAのシェアラウンジは、仕事をするのに快適な空間を提供していることに加え、フリードリンク・フリーナッツをはじめとする充実したアメニティ・設備が魅力です。
ただし、法人登記だけは対応していません。
もし法人登記をしたいのであれば、バーチャルオフィスを利用しましょう。
特に東京の一等地の住所をレンタルしたい場合にはNAWABARIの利用を検討してみてください。
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よくある質問
シェアラウンジを利用する上で、よくある質問をご紹介していきます。
スマートフォン用のアプリ「TSUTAYA SHARE LOUNGE」をダウンロードすることで、ドロップイン(2週間前から当日15分前まで)の席の予約とプレミアムメンバーの会員になることができます。
また、電話でも予約を受け付けています。
利用の際は現地でも受付を行っていますが、混雑状況により待たされる可能性がありますので、アプリの利用がオススメです。
アプリのメニューの「予約確認/変更」から予約キャンセルができます。
また、予約時間から15分経過した場合、自動的に予約キャンセルになります。
状況に応じて多様な使い方を可能としているのがシェアラウンジの特徴です。
集中して仕事をしたい時には1人席でじっくりと取り組めます。
また、友人と食事やアルコールを楽しむこともできます。
さらに、プレミアムメンバーになって週4回以上通えば、コストパフォーマンスに優れているのも見過ごせないメリットです。