「海外販売の詳しい方法が知りたい」
「海外販売におすすめの商品アイデアは?」
このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。
海外販売を始める主な方法は、「AmazonなどのECモール活用」「ShopifyなどでECサイト構築」「FacebookなどをECサイトと連携」の3つです。
本記事では、海外販売の詳しい方法やメリット・デメリットを紹介します。
おすすめのECモールや商品アイデアも紹介するので、海外市場のビジネスを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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海外販売を始める3つのメリット
本章では、海外販売を始めるメリットを3つ紹介します。
海外市場でのビジネス機会を模索している方や、国内オンラインショップを運営している方は、ぜひ参考にしてください。
ビジネスチャンスの拡大
海外販売を始めるメリットとして、ビジネスチャンスの拡大が挙げられます。
経済産業省が発表した「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」では、世界のEC市場のうち日本が占める割合はわずか3.1%です。
国内市場でこれ以上の伸びしろがない商品でも、EC市場が大きい中国や米国では、売上を伸ばせるでしょう。
また、今後の日本は少子高齢化がさらに進みます。
将来への不安から、消費が控えめになる可能性も考えられます。
経済成長が続いている景気のよい国に向けて、ビジネスを展開できるのは、海外販売の大きなメリットです。
収益の多様化
収益の多様化も、海外販売を始めるメリットです。
収益の多様化は、以下の2つの理由によって、企業の経営に安定をもたらします。
- 海外の市場で販売するため、日本の景気・不景気に左右されない
- 利益を外貨で得られるため、円安が進むと収益が上がる
また、日本と海外では、気候や季節が大きく異なります。
季節を過ぎれば需要がなくなってしまう商品も、海外市場では1年中需要があるでしょう。
そのため、時期によって収益が大きく変動する企業は、海外販売により安定した収益を得られます。
競合との差別化
競合との差別化ができる点も海外販売を始めるメリットです。
現在の日本国内の市場は、少ない消費者を取り合うために、競合との価格競争が激化しています。
価格競争に勝たなければ商品が売れないため、競合との差別化は困難です。
しかし、海外市場では日本商品の品質の高さや独特の趣きに興味を持つ消費者が多く、一定の需要があります。
海外販売を見据えることで、高級路線やデザインに多様性をもたせる方向にも、商品開発を進められるでしょう。
そのため、海外販売を始めると、競合との差別化が図れます。
海外販売を始めるデメリット
本章では、海外販売を始めるデメリットを紹介します。
デメリットを理解していないと、裁判を起こされてしまう可能性もあります。
ぜひ、把握しておきましょう。
配送トラブルに注意が必要
海外販売では、配送トラブルに注意が必要です。
日本のように、国内の隅々まで問題なく配送できる国は多くありません。
海外販売を行う方は、遅延や紛失が発生するケースにも備えておきましょう。
配送料が高くとも、商品の追跡や、紛失・破損の保証がある大手配送会社がおすすめです。
また、国によって梱包の仕方など配送にまつわる法律も異なります。
安いからと聞きなじみのない配送サービスを選ぶのは、トラブルの元です。
規制品や関税のリスク
海外販売のデメリットとして、規制品や関税のリスクが挙げられます。
国内販売では問題なくとも、販売先の国では法律で禁止されている商品や、輸入禁止の商品があります。
花火や香水など、航空便で配送できない商品もあるため、海外販売を始める前には1つ1つ確認しておきましょう。
また、海外販売は関税が利益に大きな影響をもたらします。
現在は問題なくとも、将来的に関税が変化するリスクに注意が必要です。
国内から海外販売を行う3つの方法
海外販売はビジネスチャンスを拡大させる一方で、トラブルを招く危険性もあります。
海外販売は法律に則って、信頼できるやり方で行うのがよいでしょう。
本章では、国内から実際に海外販売を行う方法を3つ紹介します。
自社にあう方法を見つける参考にしてください。
海外のECモールに出品
国内から海外販売を行う方法として、Amazonなどの海外のECモールへの出品が挙げられます。
海外のECモールに出品するメリットは、ユーザー数が多いために宣伝や集客をせずとも、海外販売が実現できる点です。
デメリットは、出品費用や販売手数料が発生する点と、競合が多い点です。
そのため、商品の独自性や、価格・機能面での差別化が求められます。
海外のECモールは多数あります。自社のライバル商品がないECモールを探すのもよいでしょう。
海外向けのECサイトを構築
「Shopify」などの越境ECプラットフォームや、オープンソースのECパッケージを活用すると、海外販売用の自社ECサイトが構築できます。
海外向けの自社ECサイトのメリットは、モール出店料がなく利益率が高くなる点です。
デメリットは、ECサイトの閲覧数を増やすのが難しい点です。
しかし、日本的な雰囲気を好む方は海外に多くいます。
見るだけで楽しい自社サイトを作れば、多数のファンを獲得できるでしょう。
Shopifyなど、デザインが細かく設定できるECプラットフォームを使ってみてください。
SNSの活用
SNSのショップ機能(商品タグ)を活用すると、国内から海外販売を行えます。
ショップ機能とは、FacebookやInstagramに備えられた、ECサイトと連携させて商品を販売できる機能です。
Facebookには29.1億人、Instagramには14.7億人のアクティブユーザーがいます。
商品によっては爆発的に売れる可能性もあるでしょう。
そのためには、自社の価値を認識してもらう、ブランディング活動が重要です。
海外販売でおすすめのECモール3選!
本章では、海外販売でおすすめのECモールを3つ紹介します。
アクティブユーザー数が多いECモールでは、宣伝せずとも多くの人の目に留まります。
eBay|世界最大級の海外モール
「eBay」は、アクティブユーザー数1.32億人で、190ヵ国に一括出品できる世界最大級の海外ECモールです。
月額費用が必要なプランの他にも、無料で始められる落札手数料のみのプランが用意されています。
また、マニュアル・ガイドの無料提供やトラブル時の日本語サポートなど、対応が手厚いです。
「海外販売を初めてするので不安」と思う方でも、安心して利用できるでしょう。
Tmall(天猫)|アジアを狙いたい方におすすめ
「Tmall(天猫)」は、アリババグループが運営する、BtoC型の海外ECモールです。
高品質と正規品保証により消費者の信頼を得ており、月間アクティブユーザー数は7億人を超えます。
Tmall(天猫)は出店審査が厳しく、現地法人も必要です。
そのため、中国国外の事業者が出店する際には、「Tmall Global(天猫国際)」を利用してください。
Amazon.com(アメリカアマゾン)|アメリカ国内最大級
「Amazon.com(アメリカアマゾン)」は、アメリカ国内のEC市場の半数を占めるといわれている海外ECモールです。
Amazonストアは、アメリカや日本などの主要国を中心に、世界中に展開しています。
プライム会員の数も2億人を超え、扱うジャンルも幅広いため、あらゆる商品の海外販売に利用できます。
アカウント登録や出品の流れが「Amazon.jp(日本アマゾン)」と共通しているため、わかりやすいのもおすすめの理由です。
海外販売を成功させる2つのポイント
本章では海外販売を成功させる2つのポイントを紹介します。
国内販売が順調でも、海外販売も同じようにうまくいくとは限りません。
海外販売の成功率を高めるために、ぜひ参考にしてください。
自社の商品に合う進出国の選定
海外販売を成功させるには、自社の商品に合う進出国の選定がポイントです。
国によって、法律や関税は異なり、輸入が禁止されている品目もあります。
以下のサイトで、事前に法律を調べておきましょう。
進出先の国の個人情報保護法や、商標権にまつわる法律の確認も必要です。
また、商品の大きさ・重さによっては発送できないケースもあります。
日本郵便や国際宅急便のサイトも、チェックしておきましょう。
顧客のニーズや市場規模など現地の市場調査
顧客のニーズや市場規模など現地の市場調査も、海外販売を成功させるポイントです。
日本と海外では求められるサービスも価格も異なります。
メイドインジャパンなどの付加価値や、ブランド力が通用するとも限りません。
そのため、市場規模や消費者のニーズを調査・分析して、求められている商品や予想される売上の確認が必要です。
まずは、ECモールで他社の商品を検索してみるとよいでしょう。
実際に売れている商品の説明・値段を調べると、市場の大まかなニーズが見えてきます。
海外販売におすすめの商品アイデア
海外販売を成功させるには、進出先の国のニーズの把握が大切です。
本章では、主にどのような商品にニーズがあるのか、海外販売におすすめの商品アイデアを紹介します。
上記の他にも、「美容・コスメ」「キッチン・ベビー用品」「アウトドア・スポーツ用品」などの販売額が増加しています。
国内のアニメや漫画の公式グッズ
海外販売におすすめの商品アイデアとして、国内のアニメや漫画の公式グッズが挙げられます。
海外では、手に入れたくても公式グッズを手に入れられない方が多いためです。
現地で手に入らない正規品を販売できれば、海外でも売上を伸ばせるでしょう。
また、配送サービスによっては、小さくて軽い品物の配送料は安く抑えられます。
Tシャツやグッズ類が安価で発送できることも、おすすめの理由です。
お茶っ葉などの日本特有の商品
お茶っ葉などの日本特有の商品も、海外販売におすすめです。
海外では日本食がブームになるなど、日本の食文化への注目度が高まっています。
そのため、食品や日本酒、健康食品やお菓子など多品目にわたり、日本特有の商品の海外販売が増加しています。
特に、比較的日本でしか手に入らない商品の需要が高く、海外販売におすすめです。
また、食品類以外の日本特有の商品も、海外では人気があります。
たとえば、甲冑や刀、仏具や扇子、だるまなどです。
ステッカーやカードなどの雑貨
海外販売には、ステッカーやカードなどの雑貨類もおすすめです。
日本の雑貨類は、海外にはない独特な雰囲気を持っています。
日本が好きな外国人へのニーズが高いため、安定した売り上げに期待できるでしょう。
また、日本の中古ブランド品も海外では人気があります。
日本人には物を大切に扱う人が多く、海外の中古品に比べて状態が良好なためです。
時計やアクセサリー・楽器も、海外販売の商品におすすめです。
海外販売を成功させるにはプロに相談!
本記事では、海外販売のメリット・デメリットや、おすすめのECモール・商品を紹介してきました。
海外販売の成功には、販売先の国と商品の適切な選択が必要です。
市場や法律、顧客のニーズを正確に調査しておきましょう。
しかし、正確な調査は自社・個人のみでは難しいです。
Shopifyなどを活用しながら、プロに相談して進めるのがおすすめです。
また、バーチャルオフィス「NAWABARI」は、月々1,100円~で登記可能な東京都の住所がレンタルできます。
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