「ネットショップを始める方法が知りたい」
「ネットショップを始めるうえでの費用や注意点がわからない」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
ネットショップを始めるには8つのステップが必要で、かかる費用を理解しておくのが大切です。
しかし、初めてネットショップを始める場合、自社の商品やサービスに合ったショップ作成が難しい場合も多いかと思います。
本記事では、ネットショップを始める8ステップや必要な費用、始めるうえでの注意点を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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【わかりやすく解説】ネットショップを始める8ステップ
まずは、ネットショップを始める8ステップを解説します。
- STEP1.事業計画を立てる
- STEP2.販売する商品や仕入れ先を決める
- STEP3.販売に必要な届け出や資格を取得する
- STEP4.出店方法を決める
- STEP5.ネットショップを開設する
- STEP6.決済方法や配達方法を設定する
- STEP7.商品を登録する
- STEP8.ネットショップへ集客する
ネットショップを始める手順を理解すれば、より自社に合ったネットショップを作れます。ネットショップを運営して売上向上につなげたい方は、ぜひ参考にしてください。
STEP1.事業計画を立てる
ネットショップを始めるうえでの第一歩は、事業計画を立てることから始まります。事業計画を立てる際は、ショップのコンセプトやターゲティングからショップ名決めなどを行います。
中でもとくに重要なのがコンセプト決めです。コンセプトが定まっていないと、サイト作成に時間がかかったり、求めていたサイトができなかったりする恐れがあります。
「どのようなネットショップにするのか」「誰にどのような価値を提供するのか」「売上規模はどのくらいを目指すのか」など、競合他社と差別化できるよう、自社の強みやイメージを固めることが重要です。
STEP2.販売する商品や仕入れ先を決める
どのようにしてネットショップを運営していくのか計画が立てれたら、販売する商品や仕入れ先を決めます。
ネットショップ運営にとって、「何を売るか」は事業の要です。他社との差別化のため、自社の強みやブランドイメージが活かせる商品を選択しましょう。
また、仕入れ先を決めるうえでは自社のオリジナル商品を販売するのか、既製品を仕入れるのか選ぶ必要があります。
オリジナル商品を販売する場合は、ハンドメイドを制作するのか、商品企画を行い、制作は外注する方法などがあります。
一方、既製品を仕入れる場合、メーカーから直接仕入れたり、卸売企業を利用したりするなどさまざまな方法があるため、自社のコンセプトにあったやり方がおすすめです。
STEP3.販売に必要な届け出や資格を取得する
販売する商品が決定したら、ネットショップで販売するために必要な届け出や資格を確認し、取得します。
ネットショップを運営するうえで特別な許可は不要ですが、販売する商品によっては許可や資格が必要です。
代表的なものであれば、食品や中古品、酒類を販売する場合には届け出や資格が要ります。食品であれば、「食品衛生法に基づく営業許可」の届け出と「食品衛生責任者」の資格、中古品では「古物商許可」の取得が必要です。
申請が正しくできていなければ、行政指導や営業停止処分を受ける可能性があるため、ネットショップ運営を始める前に必ず申請しておきましょう。
STEP4.出店方法を決める
次に、自社のコンセプトや商品に適した出店方法を決めます。
ネットショップの出店方法は以下の5種類があります。
- モール型サイト
- ASP
- OSS
- クラウド型
- サイト構築パッケージ
- フルスクラッチ開発
個人で運営する場合は、モール型サイトやASP、OSSがおすすめです。
モール型サイトは、複数の店舗が一つの大きなサイトに出店している方式で、比較的簡単に始められます。さらに、モールの知名度を活用できるため、顧客に商品を見つけてもらいやすく、集客面でのメリットが大きいです。
また、ASPは無料プランが用意されているものも多く、お試し感覚でショップ運営を始められます。OSSも低コストで運営できるため、個人で運営する場合や事業規模の小さい企業におすすめの出店方法です。
その他、クラウド型やサイト構築パッケージ、フルスクラッチ開発などがありますが、機能が充実している反面、費用がかかりすぎるため、初めての方や個人で運営する場合には向いていないでしょう。
STEP5.ネットショップを開設する
出店方法を決めたあとは、ネットショップを開設していきます。モール型サイトであれば、モールへの出店作業、ASPやOSSであれば、ショップ開設作業を行います。
モール型サイトは活用するサービスのガイダンスにしたがって制作すれば、出店が完了します。
ASPやOSSは、サイトのデザイン・商品購入の導線設計が必要です。
サイトのデザインは顧客を置いてけぼりにしないデザインを意識し、商品購入の導線は顧客が商品を購入しやすいよう設計して、サイトからの離脱を防ぎましょう。
STEP6.決済方法や配達方法を設定する
ネットショップ開設にあたって、決済・配達方法を設定します。
決済方法は、なるべく多くのものに対応しているのがおすすめです。顧客が普段使用している決済方法がない場合、購入を途中でやめてしまう可能性があります。
配達方法を決める場合には、送料や連携サービスの有無が重要です。
送料が安ければ、その分顧客に購入される確率が上がります。作成サービスと連携して割引きサービスが用意されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
STEP7.商品を登録する
決済方法や配達方法を設定したあとは、ネットショップで販売する商品の情報を登録します。
販売する商品の写真を撮影し、商品ページを整え、価格を設定します。
商品写真は魅力が伝わりやすいよう画角などを工夫し、説明文は顧客に商品の魅力が伝わりやすいよう長文は避け、簡潔でわかりやすい内容が大切です。
また、商品登録には時間がかかる場合が多いため、あらかじめ作業時間を見込んでおきましょう。
STEP8.ネットショップへ集客する
商品の登録が完了したら、いよいよ商品を販売していきます。
商品の売上を伸ばすためには、集客が重要なポイントです。集客施策は、広告やメルマガ、SNSなどさまざまなものがありますが、個人で行う場合は、SNS施策がおすすめです。
SNSは普段利用している人も多く、広告やSEO対策と比較して、着手しやすいといえます。くわえて、SNSの種類や広告にかかる費用もさまざまなため、自社にあった方法を見つけやすいのも特徴です。
集客は売上向上のために必須の施策なので、必ず実施するようにしましょう。
ネットショップを始めるうえで必要な3つの費用とは?
次に、ネットショップを始めるうえで必要な3つの費用を解説します。
- 出店・サービス費用
- 設備・備品費用
- 仕入れ費用
必要な費用を理解すれば、事前に準備する資金を把握できます。それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
出店・サービス費用
ネットショップを始めるには、作成サービスを利用して出店する場合が多く、サービスを利用する際に費用がかかります。
作成サービスは、初期費用や月額費用が無料のものから月10万円以上かかるものまでさまざまです。
無料プランであれば月々の費用を抑えられるため、お試しで利用する場合に向いています。ただし、利用できる機能が制限されている場合が多いため、必要な機能が使用できるかどうか事前に確認が必要です。
また、作成サービスのほとんどは手数料が発生するため、サービスを選ぶ際は初期・月額費用以外にかかる費用も確認しておきましょう。
設備・備品費用
ネットショップを運営するためには、必要な設備や備品を揃えることが必要です。
ネット環境を整えるため、パソコンやスマートフォンを用意したうえで安定した回線を準備します。パソコンは2、3万円からでも入手できるため、開業費用を抑えるには最低限の性能を確保したうえでなるべく安いものを用意するとよいでしょう。
また、書類関係の印刷に必要なプリンターや商品の写真撮影のためのカメラ、商品発送用の梱包資材などが必要です。
仕入れ費用
販売する商品に必要な仕入れ費用も、開業コストとして考えておかなければなりません。
仕入れ費用は販売数×原価で求められ、取り扱う商品や目標月商によって必要な販売数が決まってきます。
たとえば、原価2,000円のものを200個売る場合に必要な費用は2,000円×200個=40万円となります。
また、仕入れ費用は販売量や仕入れるルートによって金額が異なるため、予想より費用がかかってしまう場合が多いです。そのため、仕入れ先選定や価格交渉が必要になる場合があることを覚えておきましょう。
ネットショップを始めるうえで注意すべき3つのポイントとは?
本章では、ネットショップを始めるうえでの注意すべき3つのポイントを解説します。
- 特定商取引法に基づく表記を必ず行う
- 月々にかかるコストを抑える
- 在庫管理をしっかりと行う
ネットショップを初めて始める場合、どのような項目に注意すればよいのか分からない場合も多いかと思います。
それぞれ詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
特定商取引法に基づく表記を必ず行う
ネットショップを始める場合は、特定商取引法を遵守する必要があります。
特定商取引法とは、事業者と消費者とのトラブルを防ぐため事業者の悪質な勧誘を防止し、消費者が安心してWeb上で買い物できるのを目的とする法律です。
ネットショップでは「特定商取引法に基づく表示」のページを作成しておく必要があり、事業者の氏名や住所、電話番号やメールアドレスなど法律で定められている項目を記載しなければなりません。
規定に違反すれば、行政処分や罰則を受ける可能性があるため、注意が必要です。
月々にかかるコストを抑える
ネットショップ運営では月々にかかるコストとして、作成サービスの利用料や各種手数料、商品の仕入れ費用が発生します。
月々のコストを抑えるためには、作成サービスの選び方が重要です。
必要機能の有無や自社のコンセプトに合うか確認したうえで、初期費用が無料かつ月額費用や各種手数料がなるべく安いものを選べば運用費用を抑えられます。
また、月々かかるコストとして人件費や倉庫賃料、商品の配送料や梱包費などの固定費も挙げられます。
固定費を抑えることで利益率を上げられますが、抑えすぎると魅力的な商品説明ができなくなったり、サービスの質が低下したりする可能性があるため、注意しましょう。
在庫管理をしっかりと行う
ネットショップの運営を安定させるためには、在庫管理をしっかりと行うことが重要です。
在庫が多すぎる場合、商品の売れ残りが発生しやすく、ショップ経営を圧迫する原因となります。逆に、在庫が少なすぎて在庫切れを起こしてしまうと、商品を売りたいのに売れない状態となり、機会損失となってしまいます。
在庫管理をしっかりと行うことで、無駄なくショップ運営できるため、おすすめです。また、在庫管理を行えば、商品の売れ筋やトレンドなどの売上情報を把握でき、売上向上にもつながります。
ネットショップを始めるうえでよくある質問とは?
最後に、ネットショップを運営するうえでよくある質問を紹介します。
- ネットショップを個人で始めるうえでのおすすめサービスは?
- ネットショップを始めるうえで何を売ればいいのか?
それでは、詳しく見ていきましょう。
ネットショップを個人で始めるうえでのおすすめサービスは?
ネットショップを個人で始める場合は、以下のサービスがおすすめです。
- BASE
- STORES
- カラーミーショップ
- makeshop
- EC-CUBE
個人で始める場合は、BASE、STORES、カラーミーショップがよいでしょう。
3つのサービスは初期費用が無料で開業するハードルが低いため、初めてネットショップを始める場合に適しています。
サービス選びは、初期費用以外にかかる費用や必要機能の有無を確認したうえで、自社に合っているものを導入しましょう。
ネットショップを始めるうえで何を売ればいいのか?
ネットショップでは、以下の商品が売れやすいためおすすめです。
- 重く運びにくい商品
- 定期的に購入される消耗品
- 実際よりも低価格で販売できる商品
- 対面では購入しづらい商品
- ギフトやプレゼント用の商品
- コレクター人気の高い商品
- オリジナルの商品
ネットショップで売る商品に悩んだ場合は、需要があるものやネットショップの利点を活かせるもの、価格競争になりにくいものを販売するのがよいでしょう。
ネットショップを始めるうえでの商品選びは事業の要になるため、重要なポイントです。自社のコンセプトにあったものを選択するためにも、慎重に選ぶのをおすすめします。
ネットショップを始める際はプロに相談しよう!
本記事では、ネットショップを始めるための8ステップや必要な費用、始めるうえでの注意点を解説しました。
ネットショップを始めるには事業計画を立てたうえで販売する商品を選び、出店方法を決める必要があります。
また、ネットショップを始めるには必要な費用を理解したうえで月々にかかる費用を抑え、無駄が発生しないよう在庫管理をしっかりと行うのがポイントといえます。
しかし、初めてネットショップを始める際は自社にあったショップ制作が難しい場合も多いため、プロに相談するのが近道です。
また、ネットショップに自宅の住所を記載したくない場合は、バーチャルオフィスの利用がおすすめです。
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