「各国で人気な越境ECサイトが知りたい」
「越境ECを構築するのにおすすめのECサイトは?」
このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。
世界で人気の高い越境ECサイトは、「Tmall Global(天猫国際)」や「Amazon」です。
本記事では、国別の越境EC人気ランキングを紹介します。
越境EC構築サイトの人気ランキングもあわせて紹介するので、自社でECサイトを構築したい方もぜひ参考にしてください。
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越境ECにおける日本の市場規模
経済産業省が実施した「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、越境ECの日本の市場規模は年々拡大しています。
具体的な数字は、以下の通りです。
- 中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額:2兆2,569億円(前年比5.6%増)
- 米国消費者による日本事業者からの越境EC購入額:1兆3,056億円(前年比6.8%増)
日本の商品を購入する行為が、海外の消費者の間に浸透してきています。
また、日本消費者による海外の事業者からの越境EC購入額も、3,954億円(前年比6.1%増)と拡大しています。
世界各国におけるEC市場規模ランキング
世界のBtoC-ECの市場規模は、5.44兆USドル、日本円ではおよそ800兆円です。
以下は、経済産業省が「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」に掲載している、世界各国のEC市場規模ランキングです。
順位 | 国 | 全体に占める割合 |
1位 | 中国 | 50.4% |
2位 | アメリカ | 18.4% |
3位 | イギリス | 4.5% |
4位 | 日本 | 3.1% |
5位 | 韓国 | 2.5% |
6位 | ドイツ | 2.1% |
7位 | インド | 1.7% |
7位 | フランス | 1.7% |
9位 | カナダ | 1.5% |
10位 | インドネシア | 1.4% |
中国のEC市場規模は、世界全体の半分以上を占めています。
また、イギリスや韓国の人口は日本の半数ほどですが、EC市場規模は日本とあまり変わりません。
これから越境ECを考えている方は、上記のECが盛んに行われている国がおすすめです。
中国の越境EC人気ランキング3選
本章では、中国の越境EC人気ランキングの1位から3位までを紹介します。
中国で越境ECを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1位:Tmall Global(天猫国際)
「Tmall Global(天猫国際)」は、中国でもっとも人気な越境ECサイトです。
運営元は、中国のEC事業で50%以上のシェアを持つアリババグループです。
Tmall Global(天猫国際)は、越境EC用のプラットフォームであり、中国国外の事業者がTmallへ出展する場合に利用します。
出品した販売店は、売上データと広告運用のデータのフィードバックが受けられます。
中国越境EC市場の、ブランディングやマーケティングに必要な広告運用のノウハウ蓄積・改善が可能です。
2位:京東商城(JD.com)
「京東商城(JD.com)」は、テンセントグループが運営する越境ECです。
家電やデジタル機器の販売に強みを持っています。
また、京東商城(JD.com)は、自社物流インフラにも大きな魅力があります。
ロボットによる倉庫内の荷物の運搬・配送準備やドローンからの配送など、最新テクノロジーを活用した自動化・無人化を実現しているためです。
それにより、直販配送サービスは中国人口の99%をカバーし、細かな条件はあるものの商品を24時間以内に配送するサービスも提供しています。
3位:Pinduoduo (拼多多)
「Pinduoduo (拼多多)」は2015年にサービスを開始したECサイトで、2019年から越境ECにも参入しました。
10代~30代前半の若年層から高い支持を得ています。
SNSを活用した、ユーザー同士のお得な情報の共有や、共同購入ができるためです。
Pinduoduo (拼多多)の魅力は、アクティブユーザー数が多く、他の越境ECサイトとは異なる地方の中・低所得者の購買層を獲得できる点です。
出店コストが安く審査も緩いため、店舗開設も比較的簡単にできます。
アメリカの越境EC人気ランキング3選
本章では、アメリカの越境ECの人気ランキングを1位から3位まで紹介します。
アメリカへの越境ECを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1位:Amazon
「Amazon」は世界最大手の越境ECサイトです。
日本貿易振興機構(JETRO)とともに、日本企業の海外進出を支援しており、日本の越境ECに力を入れています。
Amazoの魅力は、世界中に利用者がいることです。
プライム会員は1億5,000万人を超え、カスタマーアカウント数は3億を超えます。
多くの人の目に商品が届くことで、国内市場だけでは得られない機会や利益が得られるでしょう。
また、言語サポートや通貨の多様化にも対応しています。
海外で商売を行うハードルを感じることなく、迅速に販売を始められます。
2位:Walmart(ウォルマート)
「Walmart(ウォルマート)」は、世界一の規模を持つ、ディスカウントデパートや食品店のチェーンを運営する企業です。
コロナウイルスの流行を機にEC展開にも力を入れ、「5年分の成長を5週間で達成した」といわれるほど、急激に売上を伸ばしました。
Walmartには、日本からの出店でもできます。
しかし、日本語で案内のあるECサイトはありません。
そのため、手配する書類や出店のルール、その他のやり取りは英語で行う必要があります。
3位:eBay(イーベイ)
「eBay(イーベイ)」は、アクティブバイヤー数1.32億人の世界最大級のマーケットプレイスです。
越境ECでは、世界190ヵ国に一括出品できます。
多くの方に見てもらえるため、ビジネスチャンスがつかみやすいです。
また、ユーザーが多いだけでなく、サポート体制が整っている点もeBayの魅力です。
eBayは日本でも積極的にサービスを展開しており、10年以上のサポート歴があります。
出品・配送・トラブル解決の方法が記載されたマニュアルも無料です。
イギリスの越境EC人気ランキング3選
本章では、イギリスでの越境EC人気ランキングを、1位から3位まで紹介します。
イギリスでの越境EC展開を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1位:Amazon UK
「Amazon UK」は、Amazonがイギリス最大手のオンライン書店を買収して誕生した、越境ECサイトです。
音楽CDやDVDなどエンタメ系コンテンツに強く、アメリカや日本よりも安く販売されています。
世界21ヵ国に展開するAmazonは、イギリスのECサイトの中でもトップの利用率です。
さらに、Amazonのグローバルセリングを活用すると、アカウント1つでヨーロッパの28ヵ国に商品を展開できます。
言語サポートや通貨の多様化にも対応しており、イギリス以外の国にも販売を考えている方にピッタリです。
2位:Tesco(テスコ)
「Tesco(テスコ)」は10ヵ国以上に展開しているイギリス最大の小売業者です。
その規模は、アメリカのウォルマート、フランスのカルフールに次ぐ世界第3位です。
扱う商品は衣料品や食料品をはじめ、金融や電気通信など多岐にわたります。
さまざまな目的で利用する人がいるため、商品が目に留まる機会も多いでしょう。
また、Tescoはイギリス国内の9割をカバーする、独自の物流体制を整えています。
越境ECでトラブルが起こりがちな配送に強い点も、Tescoの魅力です。
3位:Argos(アルゴス)
「Argos(アルゴス)」は、元々カタログ通販業者で、実店舗をイギリスの主要都市に展開しています。
扱っている商品のジャンルは、家具や日用品、美容品やジュエリー、電子機器など幅広いです。
特に、日用品やエンターテインメント商品に強いです。
また、Argosは物流が充実しており、翌日・即日配送ができます。
「クリック・アンド・コレクト」(オンラインで購入した商品を店舗で受け取れるサービス)も可能です。
商品の受け取り方が豊富にあるため利便性が高く、利用者は気軽に買い物ができます。
【国内】越境ECに構築するのにおすすめのECサイトランキング5選
各国の人気サイトを利用して越境ECを行うと、多くのビジネスチャンスを得られます。
本章では、自社で越境ECサイトを構築する際におすすめの、ECサイトランキングを紹介します。
ぜひ活用して、手軽に高品質の越境ECサイトを構築してみてください。
1位:Shopify
「Shopify」は、50以上の言語と130以上の通貨、100種類以上の決済方法が用意されている越境ECプラットフォームです。
ドラッグ&ドロップ式でストアフロントを構築できるため、コーディング技術は必要ありません。
販売先の国に寄添った、利便性の高い越境ECサイトが簡単に作れるでしょう。
Shopify開発のアプリを活用すると、ストアの機能が拡張できる点も魅力的です。
また、ShopifyはWordPressにも対応しています。Webカスタマイズ技術があれば自社サイトに導入できます。
2位:MakeShop
「MakeShop」は、GMOインターネットグループの越境ECプラットフォームです。
国内通販サイトとして有名ですが、228の国と地域へ向けても商品を販売できます。
多くの言語・決済方法への対応や、代理で配送するサービスがあり、越境ECで問題が発生しがちなトラブルを避けられる点が魅力です。
また、MakeShopは月額費用制で、販売手数料が0円です。
売上規模が大きいネットショップ運営者は、コストを抑えて運用できます。
現在使用している国内サイトを、そのまま海外販売に活用できるケースもあります。
3位:PrestaShop(プレスタショップ)
「PrestaShop(プレスタショップ)」は、ヨーロッパで人気のあるECサイトです。
言語や決済方法が豊富であり、自動為替表示に対応しているため、利便性の高い越境ECサイトが構築できます。
さらに、独自の商品・在庫管理システムも、PrestaShopの魅力です。
複数のサイトの在庫・配送の一元管理や、配送の追跡が可能なため、安心して越境ECを運用できるでしょう。
しかし、PrestaShopは日本語化されていません。
言語がわからない場合は、導入・カスタマイズに時間がかかります。
4位:WooCommerce(ウーコマース)
「WooCommerce(ウーコマース)」は、WordPressに導入できるオープンソースのECパッケージです。
すでにWordPressを使用している場合は、即日運用もできます。
送料や商品登録など各種設定が簡単なため、「Web知識がないのに自社で構築できるのか」と不安な方におすすめです。
また、WooCommerceには、50,000以上の関連プラグインが用意されています。
ユーザーレビューや詳細なレポート、SEOやマーケティングも追加できます。
5位:Adobe Commerce(アドビ・コマース)
「Adobe Commerce(アドビ・コマース)」は、Adobe社が提供するオープンソースのソフトウェアです。
何千ものアプリケーションと拡張機能によって、機能性に長けた越境ECサイトが構築できます。
しかし、拡張機能の利用には、コーディング技術が必要です。
Adobe Commerceを自社のみで運用する際には、技術エンジニアが欠かせません。
また、セキュリティ機能を高めるにかかる費用が、WordPressと比べて高額です。
越境ECはプロに相談するのがおすすめ
本記事では、各国の越境ECサイトの人気ランキングや、国内の越境EC構築サイトの人気ランキングを紹介しました。
越境ECは、ユーザー数や対応している通貨・言語が多い人気ランキング上位の越境ECサイトで始めましょう。
また、越境EC導入の際にプロに相談すると、デザイン性や機能性が高いECサイトを構築できます。
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