「商標登録が検索できるサイトが知りたい」
「商標登録時や検索における注意点とは?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
商標登録の検索は、特許庁の商標データベースで行えます。しかし、民間のサービスサイトの方が分かりやすく、簡単に詳細な調査が可能です。
本記事では、商標登録の検索におすすめのサイトを紹介し、検索方法や検索する際の注意点も詳しく解説します。
トラブルを避けるためにも、商標登録の検索は欠かさずに行いましょう。
プライバシーを守りながら商標登録を行いたい方には、バーチャルオフィスの「NAWABARI」がおすすめです。
NAWABARIは、他にも以下の特徴があります。
- 費用は月額1,100円から利用可能
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商標登録の検索とは?
商標登録の検索とは、商品やサービスに使用する予定のロゴ・名称が、既に商標権を取得されていないか調査することです。
検索には、特許庁の商標データベースや、民間の商標情報サービスを用います。
誰の登録商標でもなかった場合のみ、対象のロゴ・名称をビジネスで利用可能です。
既に商標登録が行われているロゴ・名称を使用すると、差止請求や損害賠償請求をされる恐れがあります。
商標登録を検索せずにビジネスを始めると、権利を侵害してしまう可能性が高いです。
商標登録の検索は、必ず行いましょう。
【一覧】商標登録の検索サービスでおすすめのサイト10選!
商標登録の検索には、特許庁の商標データベース、民間の商標情報サービスやサイトが便利です。
本章では、商標登録の検索におすすめのサイトを厳選して紹介します。
それぞれ詳しく紹介します。
特許情報プラットフォーム J-PlatPat
「特許情報プラットフォーム J-PlatPat」は、経済産業省所轄の独立行政法人工業所有権情報・研修館による商標登録検索サービスです。
商標番号の照会に加え、商標名や呼称等から出願・登録情報、2000年以降の公報を検索できます。
また、特許情報プラットフォーム J-PlatPatは無料で利用できます。
操作も分かりやすいので、商標登録の検索に詳しくない方は、最初に使うのが良いでしょう。
Cotobox
「Cotobox」は、検索から商標出願手続きまで行える商標登録検索サービスです。
登録したい商標を入力して区分を選択すると、検索と申し込みができます。
その後、見積書をダウンロードして費用を支払うと、提携弁護士と相談の上、出願手続きが行えます。
リーズナブルな費用ながら、オンラインで出願までできるので、忙しい方や初めて商標登録を行う方にはピッタリなサイトです。
Toreru商標検索
「Toreru商標検索」は、画像で商標検索を行えるサイトです。
検索結果がグリッド形式で表示されるため、ひと目で分かりやすいです。
また、Toreru商標検索は一致する名称・図形の検索だけでなく、類似の商標も検索できます。
他社と混同されかねない名称・ロゴを用いると、ブランド力が損なわれる恐れがあります。
Toreru商標検索を活用することで、独自の名称・ロゴを見つけ出せるでしょう。
Amazing DX
「Amazing DX」は、AIと商標専門弁理士がコラボした、リモートとオンラインを駆使するリーズナブルな商標登録サービスです。
検索から出願手続きまで、オンライン上で完結するため、出願までスムーズに進められます。
また、Amazing DXの特徴として、外国出願に強い点が挙げられます。
代理人を変更することなく、日本出願から外国出願まで行えるので、海外で商標を保護したい方におすすめです。
Global Brand Database
「Global Brand Database」は、世界知的所有権機関(WIPO)の提供する各国における商標登録の検索が可能なサービスです。
無料で、名称も画像ロゴも検索できます。
また、名称検索では用語が含まれるパターン以外にも、類似・音声の一致まで調べられます。
国外を含めても類似が見当たらないような、独自性の高い名称やロゴが見つけやすいです。
あるなし!? 商標検索
「あるなし!? 商標検索」は、iRify国際特許事務所の商標検索サービスです。
サイト上で検索するのではなく、登録したい名称をサイトのフォームへ入力して検索を依頼する形式です。
概ね2営業日以内に返信が送られてきます。
区分もセットで調査してくれるので、自分で調べるよりも正確な結果を得られるでしょう。
検索サービスのみであれば利用は無料で、会社名・住所などの記載も不要です。
出願を検討している場合は、無料の電話相談も活用できます。
INFOSONAR
INFOSONARには、商標に関するニーズに合わせた10種類以上のオンライン調査サービスがあります。
以下が、その一例です。
- 称呼類似Std.:特許庁公開データを利用した、呼称・類似群コードの安価な検索サービス
- 称呼類似Pro.:審決にて類似と判断された案件を加味した、登録を前提とする本格的な呼称類似検索サービス
- 図形検索システム:ウィーン図形分類、国際分類などから図形商標を検索し一覧表示するサービス
名称・図形ともに、簡易的なものから本格的な検索まであるので、状況に適した検索ができます。
InterMark 類似商標検索システム
InterMark 類似商標検索システムは、呼称の類似を検索できるサービスです。
過去に出願拒絶となった商標の理由を元に、類似を検索できます。そのため、実際の審査に近い調査が可能です。
ネーミング担当の方はスクリーニング調査に、調査専門の方は登録可能性の調査に利用すると便利です。
出願を前提とした本格的な調査を行う際には、利用を検討してみてください。
検索は有料ですが、1ヶ月の無料トライアルもあります。
Brand Mark Search
Brand Mark Searchは、月額5,000円から利用できる、商標情報検索サービスです。
独自に異表記や同義語を作成するのが特徴です。例えば、「猫、牛乳」と検索すると、同時に「ねこ・ネコ・ミルク」などの言葉も検索します。
発音・表記、画像ロゴの検索もできるので、類似の名称が調査しやすいです。
日本商標データだけでなく、海外商標のデータも収録しています。
Toreru 調査
Toreru調査は、Toreru独自の商標調査サービスです。
弁護士が詳細な調査を行い、リスク判定やアドバイスを報告書で提出してくれます。電話ヒアリングを受けることも可能です。
万が一の拒絶通知にも対応しているので、商標登録に慣れていない方におすすめです。
調査手数料は1調査当たり14,300円発生します。登録したい名称やロゴが定まってから申し込みましょう。
商標登録における3つの検索方法
本章では、商標登録の検索におすすめの10のサイトを上手に使うための、3つの検索方法を紹介します。
検索方法を把握することで、より正確な調査が可能です。
同じ名前の商標がないか簡単に検索する
商標調査の際には、同じ名前の商標がないか簡単に検索することから始めます。
以下は、特許庁のWebページ「商標を検索してみましょう」で紹介されている、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を用いた検索方法です。
- TOP画面の簡易検索から、商標にチェックを入れる
- 検索ボックスに調べたい商標を入力して「検索」ボタンをクリックする
同じ名称で商標が登録されていた場合、一覧に表示されます。
同じ文字を含む商標を検索する
商標登録に向けた商標調査にはもちろん、ロゴやネーミングのプランディングを考える上でも、同じ文字を含む商標検索は重要です。
以下は、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を用いて、同じ文字を含む商標を検索する方法です。
- メニューから「商標検索」を選択
- 検索項目に「商標(検索用)」が選択されていることを確認(デフォルト状態)
- キーワードに検索したい名称を入力して検索
特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)では、ひらがな・カタカナは別の文字として扱われます。
キーワードには、両方を入力してください。
同じ読み方の商標を検索する
商標権の効力は、同一の商標だけでなく、類似の商標にも及びます。同じ、または類似した読み方の商標も検索しておきましょう。
以下は、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を用いて、同じ、または類似した読み方を検索する方法です。
- メニューから「商標検索」を選択
- 検索項目で「呼称(類似検索)」を選択
- キーワードに検索したい名称を入力して検索
「ソウギョウ」を類似検索すると「ソーギョー」や「ソージョー」などもヒットします。
商標登録時や検索における注意点とは?
ここまで、商標登録の検索について解説してきました。
本章では、商標検索時に失敗しやすい点や、商標を登録する際の注意点を紹介します。
後々トラブルに発展しないよう、参考にしてください。
個人の場合は住所や名前が公開される
個人で商標登録出願を行うと、名義人の名前が公開されます。
また、J-PlatPatには市区町村まで、商標公報には部屋番号まで住所が記載されます。
個人で商標登録出願を行った場合は、氏名住所全てが明らかにされてしまうと思っておいた方が良いでしょう。
プライバシーを守りながら商標登録を行いたい方には、バーチャルオフィスの「NAWABARI」がおすすめです。
自宅の住所を公開することなく、商標登録が可能です。
NAWABARIは、他にも以下の特徴があります。
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商標登録は区分とセットで考える
商標登録では、ロゴや名称と、商品・サービスをセットで考えます。
そのため、類似の名称でも商品やサービスが全く異なる場合には、新たに登録できる可能性があります。
区分は第1類から第45類まであり、特許庁のHP「類似商品・役務審査基準」から詳細を確認可能です。
検索にヒットしたから登録できないと諦めるのではなく、自社の商品・サービスの区分と同一かも確認しましょう。
また、自身が商標登録をする際には、関連する全区分の申請を忘れずに行ってください。
他社の同名商品が登録されてしまうと、名称が利用できなくなる可能性があります。
商標登録や検索に関するよくある質問
商標登録は、自身の住所が公開されてしまうことと、区分もセットで考えることの2点に注意が必要です。
本章では、商標登録や検索に関するよくある質問を紹介します。
最後まで読み進めることで、スムーズな商標登録につながります。
商標登録に必要な費用はどれくらい?
商標登録の費用には、特許庁に支払う費用と、弁理士に支払う費用の2種類あります。
また、特許庁に支払う費用は、以下のように出願時と登録時の2回発生します。
- 特許庁に支払う費用(商標出願時):3,400円+(区分数×8,600円)
- 特許庁に支払う費用(商標登録時):区分数×32,900円
- 弁理士に支払う費用(弁理士手数料):3万円~20万円程度
自身で商標登録を行う場合でも、特許庁に支払う費用は必要です。
商標登録のやり方は?
商標登録のやり方は、以下の5つのステップを参考にしてください。
- 取るべき権利の区分を考える
- 商標の特徴を考える
- 似た商標が登録されていないかを調査
- 特許庁に所定の様式で書類を提出する
- 審査合格通知が来たら、30日以内に登録料を特許庁に納付する
審査に合格できなかった場合は、拒絶理由通知が送られてきます。
その際には、意見書で反論したり、補正書で求める権利内容を変更したりして、再審査を受けてください。
個人で商標登録するならバーチャルオフィス「NAWABARI」がおすすめ!
商標登録の検索は、訴えられる危険をなくしたり、オリジナリティのある名称・ロゴを見つけたりするのに役立ちます。
しかし、個人で商標登録をした場合は、名前や住所がさらされます。トラブルに巻き込まれないよう注意しなければいけません。
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NAWABARIは、他にも以下の特徴があります。
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