起業

「友だちと起業」成功例とよくある失敗談!後悔をしないためのポイントとは

友だちと企業はしたいけれど、共同経営者という立場になり友情関係が失われたり、お金で揉めたりするのではないかと躊躇している人もいるでしょう。

友だちと起業すると失敗しやすいという統計もあるようですが、成功した事例もたくさんあります。

そこで、成功例や失敗談とともに、友だちとの起業を後悔しないためのポイントをご紹介します。

友だちとの起業における成功の事例と理由

一般的に友だちとの起業は成功しにくいと言われていますが、AppleやMicrosoft、Google、Airbnbなど、世界的に有名な企業の中には友だちと起業して成功した事例がたくさんあります。

これらの企業が成功に至ったのには、次の5つのポイントがあげられます。

成功へのポイント1. 主導権・意思決定権をはっきりさせる

友だち同士だからと主導権・意思決定権の所在を曖昧にしていると、知らない間に相手が業務上の重要な決断をくだしていることもあります。

みんなが同じ方向を向いている場合は良いですが、異なるビジョンを持っていると統制が取れなくなってしまいます。

誰か一人が最終決定権を持つのか、平等に意思決定権を持つのかなど、はっきりさせておくのが成功のポイントでしょう。

成功へのポイント2. 言い争い・意見のぶつかりを引きずらない

ビジネスにおける考え方の違いから、意見がぶつかったり言い争いになったりするのはよくあることです。

しかし、友だち同士で起業した場合は、それがプライベートの関係にまで影響することがあるため、言い争いや意見のぶつかりを引きずらないのが成功のポイントです。

成功へのポイント3. お互いをよく理解する

お互いをよく理解することも、友だちとの起業を成功させるために必要なポイントです。

性格を理解するだけでなく、相手の能力も理解することが大切です。

ビジネスにおける相手の長所・短所がわかっていれば、相手をどのように補えばよいかわかるうえに、自分に足りないところを補ってもらえるかどうかもわかります。

Appleにおいてはプレゼンの得意なスティーブ・ジョブズが営業を行い、有能なエンジニアであるスティーブ・ウォズニアックが技術を担当することで、お互いの苦手な部分を補い世界的な企業へと成長させました。

成功へのポイント4. ランニングコストを下げる

起業を成功させるには、ランニングコストを下げるのが鉄則です。

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友だちとの起業!メリットとは?

事業の悩みを共有できる

事業を行うと重大な局面で決断を迫られたり、業績が悪化したりなどの悩みはつきもので、自分一人で起業した場合は一人で抱え込まなければなりません。

友だちと起業すると、事業の悩みを共有できるため励まし合いながら前に進むことができます。

自分の作業負担が減る

自分一人で起業するとなると、全ての業務を行わねばならないため体力的にも精神的にも余裕がなくなります。

友だちと起業すると作業を分担できるため、作業負担が少なくなります。

それぞれが得意な分野の業務を行えば、事業もよりスムーズに進みます。

孤独感が少ない

企業のトップは孤独だという話を耳にします。

また、自分一人で決断を行い、黙々と事業を行うことに味気なさを感じることもあるでしょう。

友だちと一緒に起業すると孤独感が軽減されます。

友だちの起業におけるデメリット

関係がこじれて事業が失敗に終わるリスクがある

ビジネスでの付き合いなら、仕事だけの付き合いだと割り切って一緒に事業を行うことができます。

しかし、友だちと起業すると仕事だけでなくプライベートでも関係性があるため、プライベートな関係がこじれることで事業にも影響して失敗する可能性があります。

お互いの意見が衝突しやすくなる

友だちと一緒に起業すると何でも話せるという強みはあるものの、ズケズケと話せる間柄だからこそ意見が衝突しやすくなるリスクがあります。

気心が知れている分、口論になると歯止めがきかなくなってしまうのです。

どちらも後に引かない場合は、事業の失敗に繋がることもあります。

意見が言いづらくなる

友だちという関係性から、相手と意見が違っていても遠慮して言えないこともあります。

どちらかが我慢する関係が続くと、一方が大きな不満を抱えることになってしまいます。

いつかたまった不満が爆発し、事業に終止符を打つリスクがあります。

事業の理想にズレが出てくる

最初は同じ志を持って起業しても、事業を続けていくうちに理想にズレが出てくることもあります。

きちんと話し合って折衷案を見つけることができれば良いですが、どちらかの理想を突き通す形になると最終的に袂を分かつ結果に繋がるでしょう。

友だちとの起業におけるよくある失敗例

出資金額が平等でないと成功してからもめる

起業の際の出資金額を一方が多く出した場合、事業が成功した場合に多く出資した方がより多くの権利を主張しがちです。

自分の方が大きなリスクを冒したのだから、多くもらって当然だと考えてしまうのです。

そのため、友だちと一緒に起業する場合は、どちらも同じ金額を出資するのが良いでしょう。

事業が上手くいかない場合に責任を押し付け合ってしまう

友だちと起業した場合、事業が上手くいかないとお互いに責任を押し付け合う傾向があります。

そうなると、相手の粗ばかりが目立つようになり、一緒に事業を立て直そうという気も失せてしまいます。

お互いに不満を募らせていき、事業が空中分解してしまいます。

【起業を誘う側】失敗を避けるためのポイント

友だちを起業に誘う側は、一人で始めるのが不安であるから、なんとなくやってみたいからなど、ビジョンもなく誘うのは禁物です。

明確なビジョンが見えていない事業を始めても、成功するわけがありません。

どのようなサービスを提供したいのか、どんな会社にしたいのかなど、しっかりプレゼンして友だちに道筋を示す必要があります。

誘ったからではなく、友だち自らの意思で「一緒に始めたい」と思わせることが大事です。

自ら進んで一緒に起業してくれた場合は、万が一事業が失敗しても友達としての関係性が悪くなることはないでしょう。

【起業に誘われる側】失敗を避けるためのポイント

友だちから起業に誘われた側は、友だちの頼みだからと安易に受け入れてはいけません。

事業のビジョンはもちろん、どのようなポジションが約束されているのか、報酬はどれぐらいなのかなど、事前に確認しておく必要があります。

副社長のポジションが貰えると思っていたら、従業員だったということもあり得ます。

友達だから良いように計らってくれるだろうと曖昧にしていると、実際に事業をスタートしてから待遇面で不満を感じる可能性があります。

特に報酬に関して聞くのは気が引ける部分もありますが、はっきりさせておく必要があります。

条件が合わなければ交渉するか、きちんと断る勇気も必要です。

友だちとの起業は慎重に!

友だちと起業するのは、良い面もあれば悪い面もあります。

単に仲が良いからという理由で明確なビジョンもなく起業すると、事業が失敗して友情関係にまでひびが入ってしまう可能性もあります。

友達というバイアスを外し、本当に自分のビジネスパートナーとして適切な人物であるか、相手の能力を慎重に判断して決断しましょう。

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